ESXi 7.0U2a のSSHとシェルを有効にする
ESXi 7.0U2a のSSHとシェルを有効にします。
参考:
pig-log.com
tech-mmmm.blogspot.com
ESXiはデフォルトでSSHとシェルが有効になっていません。
USBNICを認識させるなど、メンテナンスに使用するため、有効にします。
以下の2つのうちいずれかの方法で設定します。
- ESXiコンソール画面から有効にする
- ブラウザでESXi管理コンソールを開いて有効にする。
ESXiコンソール画面から有効にする
ESXiコンソールにログインし、[Troubleshooting Options]を開きます。
[Enable ESXi Shell] を選び Enterを押すと、項目名は[Disable ESXi Shell]になります。
※即有効化します。
同様に
[Enable SSH]を選び Enterを押すと、項目名は[Disable SSH]になります。
※設定前
※設定後
ブラウザでESXi管理コンソールを開いて有効にする。
ブラウザでESXi管理コンソールを開きます。
[ナビゲータ > ホスト > 管理 > サービス(タブ)]を開きます。
TSM(ESXi Shell) と TSM-SSH(SSH) が「停止」になっているので、それぞれ選択して左上の[起動]を押します。
またそれぞれ選択して、[アクション > ポリシー > ホストと連動して起動および停止します]にチェックを入れます。
[ステータス]が[実行中]になります。
TeraTermからSSHで接続してみます。
TeraTermで新しい接続を開き、ESXiのIPアドレスを設定します。
[ユーザ名]は [root]
[認証方式]は [キーボードインタラクティブ認証を使う]を選択します。
パスワードを入力します。
SSHでログインできます。
なお、/etc/ssh/sshd_config の値を変更すると、[プレインパスワードを使う]でログインできます。
[root@localhost:~] vi /etc/ssh/sshd_config #PasswordAuthentication を yes にします。 #PasswordAuthentication no PasswordAuthentication yes
ESXi シェルは、[Alt + F1]を押すとログインできるようになります。
ログアウトのコマンドは exit です。
[root@localhost:~] exit
※[Alt + F2]で元のグレーと黄色の画面に戻ります
(シェルにログインしていた場合、ログアウトするわけではないので注意)
以上。お疲れさまでした。