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ESXi 7.0U2a のSSHとシェルを有効にする

ESXi 7.0U2a のSSHとシェルを有効にします。

参考:
pig-log.com
tech-mmmm.blogspot.com

ESXiはデフォルトでSSHとシェルが有効になっていません。
USBNICを認識させるなど、メンテナンスに使用するため、有効にします。

以下の2つのうちいずれかの方法で設定します。

  • ESXiコンソール画面から有効にする
  • ブラウザでESXi管理コンソールを開いて有効にする。

ESXiコンソール画面から有効にする

ESXiコンソールにログインし、[Troubleshooting Options]を開きます。
f:id:tksfj17:20220321122855j:plain

[Enable ESXi Shell] を選び Enterを押すと、項目名は[Disable ESXi Shell]になります。
※即有効化します。

同様に
[Enable SSH]を選び Enterを押すと、項目名は[Disable SSH]になります。

※設定前
f:id:tksfj17:20220321122931j:plain

※設定後
f:id:tksfj17:20220321122944j:plain

ブラウザでESXi管理コンソールを開いて有効にする。

ブラウザでESXi管理コンソールを開きます。

[ナビゲータ > ホスト > 管理 > サービス(タブ)]を開きます。
TSM(ESXi Shell) と TSM-SSH(SSH) が「停止」になっているので、それぞれ選択して左上の[起動]を押します。
f:id:tksfj17:20220321123020j:plain
f:id:tksfj17:20220321123042j:plain

またそれぞれ選択して、[アクション > ポリシー > ホストと連動して起動および停止します]にチェックを入れます。
f:id:tksfj17:20220321123133j:plain

[ステータス]が[実行中]になります。
f:id:tksfj17:20220321123150j:plain

TeraTermからSSHで接続してみます。

TeraTermで新しい接続を開き、ESXiのIPアドレスを設定します。
f:id:tksfj17:20220321123215j:plain

[ユーザ名]は [root]
[認証方式]は [キーボードインタラクティブ認証を使う]を選択します。
f:id:tksfj17:20220321123238j:plain

パスワードを入力します。
f:id:tksfj17:20220321123253j:plain

SSHでログインできます。
f:id:tksfj17:20220321123306j:plain

なお、/etc/ssh/sshd_config の値を変更すると、[プレインパスワードを使う]でログインできます。

[root@localhost:~]  vi /etc/ssh/sshd_config

#PasswordAuthentication を yes にします。
#PasswordAuthentication no
PasswordAuthentication yes

ESXi シェルは、[Alt + F1]を押すとログインできるようになります。

f:id:tksfj17:20220321123905j:plain

ログアウトのコマンドは exit です。

[root@localhost:~] exit

f:id:tksfj17:20220321123455j:plain

※[Alt + F2]で元のグレーと黄色の画面に戻ります
(シェルにログインしていた場合、ログアウトするわけではないので注意)

以上。お疲れさまでした。